シェリル・ソワイエは、貴族であるにもかかわらず魔法の使えないできそこないである。 どこの魔法学校からも入学を断られ、社交界でも笑いものにされてしまう。 そんなシェリルは、貴族の罵詈から逃れるように、唯一の取り柄である薬草の知識を使って、庶民向けの薬屋を開いていた。 安くて効きがいいと庶民に人気となった薬屋だったが、ある日マントに身を包んだひとりの客が店に訪れる。その人物はなんと、貴族の間で「天才魔術師」として有名なディートリヒ・レスターだった。 しかもどうやら彼には、誰にも言えない秘密があるようでーー? ※カクヨム様にも掲載しております。
更新:2024/2/7
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私、フィオナ・メラレイアは昔から人ならざるモノを視ることが出来た。 それらは特に人に何か害を成すわけでもないので、あまり気にする事はなく生きていた。 しかしとある夜会で、人ならざるモノの塊…否、それに囲まれた見目麗しい公爵閣下と出会う。 その公爵閣下は、常に顔色が悪いことから「身体が弱いのでは」「病気持ちなのでは」などと噂されてきたのだが…。 いや、そんだけ囲まれてたらそりゃあ顔色も悪くなりますわ!! そんな、人ならざるモノが視える令嬢と、人ならざるモノにつかれやすい公爵のお話。 ※短編「視える令嬢とつかれやすい公爵」の連載版です。 ☆第5回アイリスNEOファンタジー大賞にて、金賞を受賞いたしました!一迅社様より書籍化予定です。☆
更新:2021/12/27
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私、ヴィンセント・ロイシュタインは昔から、疲れやすい体質だった。 それは、入浴だったり睡眠といった人にとって休息となる時間ですらその疲れが取れることはなかったが、生活に困るわけでもないのであまり気にする事はなく生きていた。 しかしとある夜会で、こちらを睨んでくるご令嬢…いや、フィオナ・メラレイア伯爵令嬢と出会う。 そのご令嬢と踊っていると、不思議なことにまるで憑き物が落ちたように体が軽くなったのだ。 まさかそんなこと、有り得るのか……? 「視える令嬢とつかれやすい公爵」の公爵視点です。
更新:2019/8/9
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鏡に映る絶世の美少女に、私は歓喜する。 前世はとてつもないブスで、散々な目にあってきたから。 ある日突然思い出した前世の記憶。 今世の私は絶世の美女のティリノーア。 ティリノーアは、とある乙女ゲームの主人公のライバルキャラとして登場する。 自身の美貌を活かしつつ、攻略キャラの婚約者かつぶりっ子要員としてことある事に主人公の恋路を邪魔をしてくるのだ。 しかし最後は、攻略キャラと主人公が結ばれる。婚約者であったティリノーアは婚約破棄をされ、その美貌があるにも関わらず婚約破棄された傷物令嬢として扱われるのである。 …でもそんな設定知ったこっちゃありません! 悪役?婚約破棄?私のこの美しさに落ちない男なんか、こちらから願い下げだわ! 私はティリノーアの美貌を使って、今度こそ幸せに生きてやります!!
更新:2020/7/11
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